わかっちゃいるけど、やめられない!?
生食とのつきあい方について
考える勉強会を開催しました!
お刺身、鶏わさなどおいしい日本の食文化を支える食べ物にも、リスクが潜んでいるようです。生食に対する“触覚”?を磨きながら、食品のリスクについて、“自分なりの考え方”を持つこと、そして生食についての情報交換あり方を提案することをめざして、勉強会を2010年9月24日に開催しました。

オープニングは、中部支部食生活研究会さんより事前にいただいた「日本人は生へのこだわりがあるのかも?」とのコメントをもとに、“生で食べる料理・食べ物、“生”がつく食べ物にはどんなものがある?”のテーマで、2つのチームに分かれて、できるだけたくさん書き出してみました。
生卵、生酒、刺身、生野菜、果物、寿司、生そば、生鮭、ウニ、タコ、馬刺、牛刺、生牡蠣、生たらこ、昆布、サンマ、ホタテ、タケノコ、生しぼり、とろろ、生ビールなど、たくさん出てきました。

次に、では、実際に生あるいは、火が通りきる手前で食べるものをどのくらい食べているか?そして、食中毒の経験などを発表し合いました。“私流、食中毒予防策”についてもいくつかのコメントが出されました。
中国支部の会員の方からは、「加熱用輸入肉をユッケで食べたらかなり辛い目にあいました」とのコメントもいただいていました。
当日出された“私流、食中毒予防策”の一部を紹介します。「カキフライは火を通すが“生食用”を使って、しっかり揚げる」「刺身は柵で買って、食べる直前に切る」「表面を焼いて食べる」など。
その後、食中毒統計、自治体発表データをもとに、実際にどんな食中毒が発生しているかを確認しました。
カンピロバクターやノロウイルスによる食中毒が多い状況を確認した後、生食へのニーズ、今後もっと知りたいことなどを話し合いました。
「食中毒リスクがあるからといって“寿司や刺身を食べるなと”と言えるか?」
「“肉”の生食へのニーズは魚ほどではない?」「お寿司を食べる頻度は他の生食と比べて多いのに食中毒の発生頻度は少ない気がする。なぜだろう?」「カキの“生食用”の定義、ルールは何か?」など、いろいろ意見が出ました。
そして米国ではO-157による危害発生防止のために『放射線照射』をしているとの情報があることから“生食リスクとの関係で『放射線照射』をどう考えるべきかについて、引き続き考えてみたらどうかとの話もありました。
放射線照射のリスク、メリットとデメリットなどについて、勉強をする機会を設けてみたいと思います。
食生活特別委員会メンバー募集中です!!
私たちがおいしく食べるために私たちは何をすれば良いのでしょうか。どのようなしくみがあればよいのでしょうか。
NACS食生活特別委員会は、消費者、生産者、事業者、行政、マスコミなど各方面の方々と一緒に食のあり方について考える場づくりをしています。
これまで、生産地訪問、ワークショップの開催などをしてきました。
食品の安全性とは、トレーサビリティ、食品の回収、情報提供のあり方・・・食にかかわる“時の話題”について、一緒に考えること、話し合いの場作り、関係者間の話し合いの調整など、興味のある方のご参加をお待ちしています。
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