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トピックス

支部ニュース発行100号に寄せて 

 

 支部ニュース発行100号、誠におめでとうございます。皆様のお力で続いた事であり、大変喜ばしく思っております。これからも会員の皆様へより良い情報を提供して頂きたく、NACS中国支部役員の皆様方、引き続きよろしくお願い致します。

                          (前中国支部長:中島 光子)


 会員の皆様のお力添えにより、支部ニュース100号を発行する事ができました。心より感謝を申し上げます。今後も会員の皆様にフレッシュな話題をお届けできるよう委員一同頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。 

  (会員活動委員長 橋本 由紀)


 

消費生活アドバイザー資格制度創設35周年記念事業

                      
 2015127()の午後、東京都内のホテルに於いて (一財)日本産業協会主催の消費生活アドバイ ザー資格制度創設35周年記念式典が開催されました。消費生活アドバイザー資格を活かし長期にわたり貢献 した個人として、前中国支部長の中島光子さんが、板東久美子消費者庁長官から内閣府特命担当大臣表彰を 受けられました。
 中島さんは消費生活アドバイザーの2期で、中国地域におけるパイオニア的存在です。豊富な知識と高い見識をもって、行政における消費生活相 談員、消費者教育の講師等を通じて資格の普及に努めてこられました。その功績が 公に認められたことは私どもにとっても誇りであり、励みとなるものです。今後も 名に恥じないよう、資格者同士情報交換をしながら真摯な活動を行っていきたいと の意を新たにしました。
                    (広島 田中 美惠子)

   

このような賞をいただけたのは、皆様のご指導、ご協力のお蔭さま であり 、大変感謝しております。今後とも皆様と一緒に仲良くお勉 強させていただ けたらと思いますので、引き続きよろしくお願いい たします。                (広島 中島 光子


消費者支援功労者表彰「ベスト消費者サポーター章」受賞

 

消費者支援功労者表彰「ベスト消費者サポーター章」受章にあたって

「ベスト消費者サポーター章」とは、消費者庁が実施する消費者支援功労者表彰のうち消費者利益の擁護・増進のために各方面で活躍されている方々に贈られるものです。平成27年度、当協会中国支部会員でもある川手三枝子さんと古石由紀子さんが受章され、お二方に寄稿頂きました。

この度、消費者庁から標記の章を受章しました。長年広島県で消費生活相談員をしてきたこと(平成276月で27年目に入りました)、適格消費者団体NPO法人消費者ネット広島での検討委員・理事としての活動、NACS中国支部での会員活動委員・事業委員としての活動が、受章に結び付きました。特に長年の相談員としての活動が大きな要因だと思います。
 暖かい指導や見守りを受けて、これまでやって来れました。今回の受章は、ひとえに支えて下さった方々のおかげと感謝しています。
 NACSの活動について少し述べさせてもらいますと、私は特に大きな活動をしたわけではなく、月ごと、年ごとの与えられた活動を忙しいながらも楽しくやってきただけのことです。時には、辞めたいと思わなかったわけではありません。しかし、続けることに意味があると信じて、少しずつ、出来る範囲で活動してきました。やればやっただけのことが何かしらあるもので、協力してくださる方の優しさを知り、温かい気持ちになれたこと、その後の活動の連帯感が生まれたことが何よりの私の宝物です。ボランティア活動をすることができる環境にあることも幸いでした。相談員という身分は不安定だけれども、正規勤務者に比べると時間的な余裕がありましたし、また、家族の協力がなければ、勤務後や休日の活動は難しかったと思います。家族のことで、活動が難しい時期もありましたが、ほんの少しの活動の積み重ねの結果が今回の受章につながったのだと思っています。現在、NACS中国支部の活動が、一部の人だけに偏ってしまっていることがとても残念です。一人一人ではできないこともNACSだからできることがたくさんあります。「活動は楽しく」を忘れずに、出来ることから始めませんか。活動に積極的に参加できなくても、研修会に参加することはできるかもしれません。研修会に参加できなくても、支部ニュースを読むことはできるでしょう。少しずつの関わりを大切に、出来るときに出来ることをする。これがボランティア活動だと思います。NACSの活動が充実することを切に願っています。

                                (広島 川手 三枝子)

 私は現在、福山市消費生活センターの相談員として勤務しております。平成1341日同センターの開所に伴い、福山市内にあった広島県の相談窓口から同僚3名と共に移りました。
 当時、近隣の市町では多くの相談窓口が開設されることになっていました。しかし、そこで対応する相談員は有資格者であっても経験はなく一人体制がほとんどでした。そこで県東部の相談員同士の交流や情報交換・相談業務のレベルアップを目的とした会を立ちあげたいと働きかけたところ多くの方の賛同を得ました。消費者問題に造詣の深いH弁護士にもボランティアで参加していただけることになり、「広島県東部相談機関情報交換会」の発足となりました。現在では6つの相談窓口の相談員・職員・弁護士・裁判所書記官などの会員で月1回夜2時間程度開催しております。
 また同時期、NACS中国支部の自主研究会でもある「備後消費生活研究会」を同士3名と共に立ちあげました。現在では会員も増え異業種交流で年数回の活動をしています。
 この度、消費者庁の消費者支援功労者表彰(ベスト消費者サポーター章)をいただきました。主な活動実績の中で『消費生活センター相談員としてセンターの開所と相談体制の構築に尽力。各種研究会を立ち上げ、県東部の相談体制の充実のための礎を築く』とありました。このように評価し推薦状を書いてくださった当センターの所長・次長に感謝の念でいっぱいです。また、30年以上仕事を続けることが出来たのは、一緒に働いた多くの仲間の支援があったからこそと思っております。さらに当該情報交換会をずっと応援して下さったH弁護士を始め多くの会員の方にも感謝申し上げます。
 どちらの会も今年で15年目に入りました。『継続は力』の思いで続けてまいりましたが、これからも皆さまのご支援をいただき、仲間と一緒にもう少し継続していきたいと思っております。                             (広島 古石 由紀子)



 -『3%理論』と『トライアングル理論』ー  

「雨が降ったら仕事がないとは、相談員という商売は天候に左右される商売なのか!」そんな愚痴でも聞こえそうな雨が降っていた73日は、たった1件(前日は9件、前々日は10件)しか相談が入りませんでした。皆様の市町や相談室では、こんな経験・傾向はありませんか? 
 私の受賞理由の内の一つに「苦情を科学的に研究する」という取り組みがあります。雨が降ると、人は誰かに相談したくなくなるのでしょうか?今後の研究課題にします。 
 専門家の研究(池内裕美、関西大学教授「誠意とは何か」2008.3)によると、誰かに苦情を話す割合は、企業のお客様相談室に20%、消費生活センター等専門家へは2%という数字があります。大手化粧品会社の白斑問題でも、1年前に症例が確認されたのは39人で、現在の慰謝料対象者約4,000人の1%です。
 逆に、大手通信教育会社の個人情報漏洩問題では、ごく僅かの特殊な住所登録の人の問い合わせから、1億件の漏洩が発覚したようです。
 今までの経験から、苦情申出者は3%しかいないという『3%±2%)理論』を念頭に、センターで苦情を受けると、その33倍の隠れた消費者(=サイレント相談者)が被害に遭っていると思って取り組んでいます。
 もう一つ、高齢者に被害が多い「買え買え詐欺」等の特殊詐欺を防止する理論として、『トライアングル理論』を提唱します。
 コンプライアンスを勉強すると、最初に不正行使防止のための『トライアングル理論(①動機・②機会・③正当化)』というのを学びます。この不正を行う側からの理論を、被害者側に当てはめた『逆トライアングル理論(仮称)』、これを高齢者の状況に当てはめると、被害防止策として、よく理解できます。
 ①動 機=高齢者の不安3K⇒お金、健康、孤独という不安を抱えている。
 ②機 会=昼間在宅し、固定電話に出て被害に遭いやすい。
 ③正当化=選択盲(choice blindness)⇒自分で出した結論は正しいと信じ込む。「オレオレ」を息  子と勝手に信じ結論を出すと、聞く耳を持たない。
 ①と③は人の心の問題です。相談員がすぐに解決できる問題ではありませんが、②の「機会」を制御する提案は可能です。留守電にする、ナンバーディスプレイの電話機に買い替えて着信拒否設定を行う等です。

   消費者庁より、5月初めに受賞の公表を受け、64日、写真の通り、県庁主催相談員研修の冒頭で、表彰状と記念のメダルをいただきましたが、これは、私個人というより、今まで一緒に働いた仲間と共に頂いた章だと思っています。一緒に働いていた元同僚に感謝いたします。                         (尾道市消費生活センター相談員 幸山常男)





     

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